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実家売却が難航中!境界確定測量についての悩み事

こんにちは!
本日の記事はお題に沿って
私の実家売却にまつわる非常に厄介な悩み事についてお話します。

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まず私の実家の状況を説明いたします。

2019年に父が他界。現在は、高齢の母を兄が介護しています。以後の内容は
老親の介護と財産管理を一手に担っている
この兄の立場から見たお話になります。

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老親介護と財産整理

古く不便な実家での介護生活が困難を極めたため、母をなんとか説得し
介護環境を万全に整えた中古マンションに引っ越しました。

そこで、誰も居住しなくなった実家の、資産価値マイナスの建屋を取り壊し
土地を売却する事を希望したのですが…

高額売却確定!?と思った矢先…

不動産屋仲介のもと、すぐに優良な売却先が見つかりました!
しかし、ここで大問題が発覚します。

実家の土地が
土地境界の確定測量がされていない状態である事が判明したため
売却先が取引を辞退してしまったのです。

境界未確定地とは

境界未確定地とは、なんらかの原因によって
土地境界が曖昧な状態の土地を指します。
登記簿謄本に土地面積が記載されていたとしても、昭和以前の古い土地においては
明治時代の地租改正の際に定められた面積がそのまま使用されており、
多くの場合、測定されたとする数字が曖昧であるとされています。

境界未確定地のデメリット

境界未確定地には様々なデメリットがありますが、我が実家は特に狭小地である為、
境界未確定のままだと新築をする際、建築条件が非常に限られてしまいます。
このデメリットを了承してもらうとすれば、
売却額が非常に安価になってしまうとの事。


確定測量しようとしたけれど!?

そこで、この状態を是正するため
土地境界を確定する測量を行おうとしたのですが、ここで更なる問題が発生。

確定測量の際には、隣地の土地所有者から承諾を得なければなりませんが
所有者が行方不明で連絡が取れないと言うのです。
専門家に依頼して詳しい調査をするとなると
年単位で時間が掛かり、数百万単位で費用が掛かってしまう事もあるようです。

八方塞がり

仮に境界の問題をクリアに出来ても、最初のような良い条件の売却先が
簡単に見つかるとも思えません。
古く危険な家屋は一刻も早く取り壊したいのに、売却先が決まらない事には
それもままなりません。

ここに来て、実家の土地売却はすっかり難航してしまいました。

早めの境界確定で対策を

このように、境界確定測量には時間と費用が掛かる場合があります。
こういった土地を所有している人は、将来
売却したり分割相続する可能性がある以上、
周囲や自身の状況が落ち着いているうちに土地境界の確認と確定を
しておいた方が良いという事でしょう。

境界確定測量に関する新制度

さて、ここに来てひとつ、
気になるニュースが飛び込んできました。
国土交通省による法改正の記事です。
www.nikkei.com

土地境界測定をするにあたり、行政の調査で一定の手続きを経た場合、
所有者と連絡が取れなくても測量結果を登記簿に反映できるようにする
…とのことです!

これで、より安価に早く境界確定の手続きが出来るようになるのでしょうか!?
実家の件も、これで少しでも良い方向に進むと良いですね。

本日の記事は以上になります!
お読みいただきありがとうございました。