こんにちは。先日に続き近況その二です。
我が家にいる16歳の老猫、トラちゃんの話です。
恐縮ですが、本記事はタイトルの通り『明るい』とは言えない内容です。
私自身の備忘録も兼ねています。
また、本記事の内容についての
参考urlをいくつかリンクしたいと思います。
トラちゃんが、癌による余命宣告を受けてしまいました。
診断された病名は
『消化器型(大細胞型)リンパ腫』。
高齢猫によく見られる悪性度の高い癌です。
6月頭から徐々に体調不良が目立ち
何度もかかりつけの動物病院に相談するも、良くなりませんでした。
去年から高齢相応に腎臓が弱っていたため、今回の体調不良も腎不全が原因であると
診断されていたのです。
依頼しても尿検査以外はしてもらえず、
主治医の所感に依る診断は以下の通り。
・ほぼ毎日の嘔吐→慢性腎不全に由来する
・食欲不振→同上
・少し元気が無い(ように見える)→
高齢、暑さ、腎臓病によるもの
・嘔吐に血液が混じり始めた→
吐きすぎで何処かが切れた可能性。様子見
・吐血の量が増えてきた→
胃炎の可能性。ステロイド服用で様子見
検査のし過ぎも良くないですが、この症状で
様子を見るという指示に納得がいかず
別の動物病院に連れて行きました。
次の病院では
血液検査、エコー、患部の細胞診等を
受けさせる事が出来ましたが…
診断結果は非常につらい物でした。
セカンド オピニオンの獣医師曰く
病名は『消化器型(大細胞型)リンパ腫』。
リンパ腫の予後は非常に悪く、診断確定後の
無治療での平均生存期間は約2か月。
抗がん剤の効果がある程度期待できますが
治療により癌が一見無くなって(寛解して)も、
1年未満で再発する場合が非常に多いため
トラちゃんが高齢である事も合わせ考えると
仮に抗がん剤が極めて奏功したとしても、余命は十数か月です。
…との事。
『消化器型(大細胞型)リンパ腫』については
↓こちらの記事が簡潔で見やすいです。
www.m-ah.net
上記リンクでも、大細胞型リンパ腫について
CR(完全寛解)の症例の生存期間中央値=
7~10ヵ月とあるので、
獣医師の説明と一致します。
トラちゃんにそれらしき症状が出始めてから
もう既に3ヵ月以上経過しているので
実際の猶予はさらに少ないかもしれません。
長くなったので、その2に続きます。