【小さいアラフォー主婦が二輪免許取得に挑む】ＴＥＸＴ！
はたして 需要があるのかいまいち微妙な
二輪免許取得までの道のり漫画のTEXT版です。
↓漫画はこちら
↓ひとつ前のお話はこちら。
普通自動二輪教習一日目。
挨拶と基本的な説明のあとは
センタースタンドを立てたままバイクにまたがり
基本操作の練習をする事になった。
エンジンスイッチをONに入れ、ロックを解除。
エンジンが始動するとランプが点灯して
ギアがN（ニュートラル）に入っている事が分かる。
左手のクラッチレバーを握って
スタータボタンを押してエンジンを始動する。
高い始動音とともに、ブルン…とバイクが振動し始める。
「クラッチを握ってギアを一速に入れてみましょう」
クラッチを握ったまま左足を踏み込み、ギアを一速に入れる。
「アクセルを回していきましょう」
右手のアクセルを手前に捻ると
ちょっとのつもりでも急速に回転数が上がり
ブルオオォン！とバイクが唸りを上げる。
めっちゃ怖い。
これでクラッチをうまく離す事が出来れば
バイクは進むという事らしい。
とりあえずアクセルを回したり
クラッチを握りこんでギアを変えたりしてみるが
走ってるイメージが全く浮かんでこない。
と、ここで教官が
「実際走ったほうが感覚が掴めると
思いますので走ってみましょう」
と言う。。。えぇ。。。
自信が全くないんだけど…
車体を真っ直ぐにしてサイドスタンドをはらい
ふらつきながらなんとかまたがる事は出来た。
家で取り回しや乗車の練習をしておいて良かった！
…でも、CB400はやっぱり重い。怖い。
鍵を回してロック解除。エンジン始動。
クラッチとブレーキを力いっぱい握る。
握る手に力が入りすぎていて、両手首が既に痛い。
ギアを踏み込んで一速に入れる。
「ではクラッチを離していきましょう！」
アクセルは回さず、クラッチだけそろりと離す。
前にいる17歳女子が両足をちょんちょんと
付きながらもすい～～～っと進んでいく。(いいな…)
私もおっかなびっくりクラッチを離すが…
あれ…進まない？？
「ブレーキも離しちゃいましょう！」
あっそうかブレーキ離さなきゃ。
なんとかリアとフロントのブレーキを離すと
私の挙動を表現しているかのように
バイクはふらつきながらおずおずと進む。
あああ、なにこれめっちゃふらつくじゃん！
足は片足づつしか付かないし！怖い！思わず
ブレーキとクラッチを強く握りこむ！
…カチャン！
バイクが軽い音とともに右に倒れ、
私はコンクリートに尻餅をついた。
こうして私は
バイク人生初の立ちゴケを経験したのだった。
夫はこの一連の流れを見て
「やっぱりコケたなー」と思っていたそうですｗ
ところで話は変わりますが…
今回の話で挿絵に違和感を感じた方
いらっしゃいませんか？今回の話、
お気づきの方も居られたと思いますが
漫画版のほうも同様に
下記のような作画ミスがあります。
こういったミスや情報の誤り、誤字脱字は見つけ次第
直すようにはしているのですがこの時は余力がなかったため
そのままになっていました。
こちらの記事をもって訂正とさせて頂きます。
↓次のお話はこちら
