【小さいアラフォー主婦が二輪免許取得に挑む】TEXT!
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【自分は「バイクに乗りたい」のか】
二輪教習を断られた私。夫は少し釈然としない様子だった。
「まさか入校を断られるとは思わなかった。ビビりすぎ
だったのは確かだが、最初から断るのは少し厳しいと思う」
いや…まぁ…。向いてないのは間違いないし?
仕方ないんじゃないかな? …ショックでやさぐれる私。
そもそも、ここまでの時点で私には「乗りたいバイク」が無かった。
「好みのバイクがあるか」と問われると、
「普通のバイク」と「あまり好きじゃないバイク」があるだけ。
「自分が乗りたいんじゃないなら無理しなくていいんじゃない?」と夫は言う。
もやもや感を抱えたまま
「とりあえずバイク見に行こう」と、いくつかのバイク屋さんを廻った。
品数の多い国道沿いのレッドバ〇ンで、店員さんに現況を説明しつつ
モンキーやエイプなどの小型車を見た。
まず小型車でバイクに慣れれば、恐怖心が軽減出来ると思ったのだ。
モンキーの見た目は好きだが、50㏄のモデルは既に生産終了しており
美品はあるものの少しお高め。新車は小型二輪免許が必要な125㏄。
「二輪に慣れる」という目的のためだけに
決して安くないお金を出して原付を買う意義は、やはり薄い。
もう免許は取らなくていいかな…。 と諦めかけていたとき
目線の先に、今まで認識したことのないバイクが見えた。
タンクはシルバー。エンジンやマフラーなどはマットな黒で統一され、
特徴的な形のフレームも同様の色。
クラシックにも、スポーツタイプにも見えない現代的なフォルム。
何か物凄く心の琴線に触れた。思わず指さして「あれかっこいい!」と叫ぶ。
店員さんは「あ、レブルですね~。またがってみますか?^^」と言った。
新型レブル250。2017年に新発売され、2019年にも最新モデルが出ている
バリバリの現行車種であるという。
女性やリターンライダーにとっての安心感や安定性を特に重視した作りで、
優等生揃いのHONDAのバイクの中でも、特に優等生的なバイクとのこと。
足つきの良さもトップクラス。身長152cmの私でも、ほぼべったりと足が付く。
このバイクなら乗れる気がする!
足が付くだけで、こんなにも安心感が違うのか。
「あ、問題なさそうですね~^^」と店員さん。
帰り際に「免許取得、がんばってください!」と言って
近隣の二輪教習所の割引券をくれたのだった。
この割引券は結局使いませんでしたが、
免許取得に向けての精神的な後押しとなりました。
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